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大学ICT推進協議会(AXIES)2022年度年次大会でTAOクラウドJPを出展しました

2022年12月13日(火)〜15日(木)の3日間に渡り仙台国際センターにて開催された、大学ICT推進協議会(AXIES)2022年度年次大会でTAOクラウドJP を出展しました。 会場は「DX up to DATE シン・セカイへ向けて」をテーマに数多くのイベントやセッションが行われ、多くの来場者で賑わいました。


概要

大学ICT推進協議会(AXIES)は「高等教育・学術研究機関における情報通信技術を利用した教育・研究・経営の高度化を図り、我が国の教育・学術研究・文化ならびに産業に寄与する」ことを目的として2011年2月に設立された一般社団法人。

Academic eXchange for Information Environment and Strategyの頭文字をとったAXIESがその略称です。

2022年現在、会長の深澤 良彰 氏(早稲田大学)、副会長の美濃 導彦 氏(理化学研究所)をはじめ、20名の先生方が役員を務められています。
さらに、正会員の参加機関(大学など158)、賛助会員(企業・団体など97)などで構成されており、個別の課題を解決するために設置された部会は、「オープンソース技術部会」、「クラウド部会」、「認証連携部会」など14にのぼります。

年次大会は情報教育研究集会として、数多くのセッション、基調講演、一般・ポスター発表、出展者セミナー、企業展示等が実施され、例年1000名前後の来場者がある規模の大きなもの。

また、米国の高等教育レベルのICT推進機関であるEDUCAUSE(非営利団体)とはAXIES創設時より密接な連携関係にあり、AXIES年次大会では例年、基調講演者がEDUAUSEから招致されるほか、EDUCAUSEの年次大会へはAXIES会員機関からも多くの参加者があります。

今日、各教育機関は情報基盤に学習支援システムなどのさまざまなシステムを連携させてDXを推進していますが、ICT分野の技術進歩はスピードが速く、その過程で生じる様々な課題の解決に向けては、高等教育機関や研究機関、企業が最新の技術やトレンドを情報共有し、協力することが不可欠。
そのような中、AXIESの役割もますます重要になっています。

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大学ICT推進協議会(AXIES)年次大会とは

大学ICT推進協議会では年間を通して、さまざまな情報発信、EDUCAUSEなどの海外関連団体との連携、各部会の活動がなされています。
特に、毎年11月~12月頃に開催される年次大会は大きな活動であり、情報収集や研究発表の場として多くの会員の方々が参加され、最新の技術動向や業界のトレンドを把握ができる場として重要な位置づけです。

2019年の福岡大会、2020年の大阪大会(オンライン開催)、2021年の幕張メッセ(オンラインとのハイブリッド開催)に続き、今年は実行委員長の早川 美徳 氏(東北大学)をはじめ、東北大学の先生方で構成された実行委員会により仙台国際センターにて開催されました。

今年はのテーマは「DX up to DATE シン・セカイへ向けて」。
“DATE” にはかつて仙台藩主として平和で豊かな国づくりを目指し、新田開発や水陸の交通開発などに尽力した戦国武将の伊達政宗のストーリーも込められているとのこと。
メインイベントとして、全大会、オープニングギャザリング、名刺交換会などが企画され、さまざまな形式の対面でのコミュニケーションの場が用意されていましたが、情報交換会では伊達政宗公率いる「伊達武将隊」も登場。

基調講演では、米国EDUCAUSE代表のO'Brien氏の業界の展望についての講演や、地元 東北大学の藤本 一之氏の東北大学における業務DX推進活動の紹介を聴くことができました。

一般セッションでは各会議室に別れてのスライドなどの用いた口頭発表、展示会場でのポスター発表の形で、多くのグループの取り組みを知ることができ、企画セッションでは各部会のテーマについて有識者のディスカッションが行われました。

昼食をとりながら聴くことのできるランチョンセミナーや出展者セミナーでは、ベンダーによる商品やサービスについての活用事例などが紹介され、業務改革やDXを推進する上でどのようなツールを導入すると良いのか知見を広げる場です。

最も広い展示会場には80を超える企業、大学、組織のブースが並び、DXの取り組み、DX支援のツールの数々が紹介され、私たちも会期中こちらにおりましたが、3日間を通して、多くの参加者がいらっしゃっていました。

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企業展示の部

今回の年次大会では株式会社内田洋行のグループ会社として、「将来に向けて」というパートでオープンソースのCBTプラットフォームTAOをベースにしたSaas版「TAOクラウドJPを出展。

実物をお見せしたり、手に取っていただくと言うのが難しい商品ではあるのですが、パネルやチラシとともに、実際の問題作成画面を体験いただけるデモサイトを準備し、大学受験の中でも特に年内入試(総合型選抜、推薦入試)へのオンライン受験をご提案しました。
3日間に渡り、先生方やポスター発表をされている方、企業の方などに立ち寄っていただき、研究現場・開発現場・教育現場の生の声も聞かせていただくなど、大変勉強になりました。

今後も、このような場を活用し、「CBTならではの可能性」「アクセシビリティやインターオペラビリティの重要性」とともに「TAOクラウドJP」ならではの特長をお伝えし、大学の先生方が新たな挑戦をされる際にお手伝いできる機会が生まれることを目指してまいります。

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(参考文献)2022年12月15日取得

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