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【イベントレポート】New Education EXPO 2026 / AI×インタラクティブ学習「Wayground」ミニセミナー開催

作成者: INFOSIGN|2026/07/07 7:53:46

2026年6月、東京で開催された教育関連イベント「New Education EXPO 東京」にて、インフォザインは日本初の代理店として、AIを活用した教材作成・作問支援ツール「Wayground(ウェイグラウンド)」のミニセミナーを開催し、弊社取締役CBTビジネス部  部長の永井正一が登壇しました。
また、同イベントではインフォザインとしての展示ブースも出展し、セミナー後に参加者が詳細な話を聞ける場も設けられました。

■ New Education Expo 2026
現場の先生方・教育委員会担当者・ICT推進関係者にご来場いただき、インフォザインブースでは、WayGroundの実際の操作デモをご体験いただきました。日本の授業でどう使えるかを一緒に考える場となりました。

会期:2026年6月4日(木)〜 6日(土)
会場:TFTビル(東京ファッションタウン)
主な展示内容:WayGroundデモ体験・リーフレット配布・個別相談

以下に、6月5日のミニセミナーでのプレゼンテーションとデモの様子をご報告いたします。

【ミニセミナー】AIによる作問と学習評価を支援するプラットフォーム

Waygroundは、AIを活用して短時間で問題や教材を作成できる学習プラットフォームです。教員が保有する指導ノウハウを組み合わせることで、より柔軟な教材設計が可能になる点が特徴とされています。

ーー永井: 我々自身は教育の専門ではないので、先生方が実際に使いながらノウハウを反映させていただくことを想定しています。プロンプトへの入力部分に、先生方の知見が最も活きると考えています。

主な入力方法として、以下のような多様なソースに対応しています。

  • PDFの読み込み:教材PDFをアップロードし、そこから自動で問題を生成

  • プロンプト入力:教員が意図する内容を直接指示

  • PowerPoint/Googleスライドの取り込み:既存のスライド教材から作問

  • 長文ドキュメントの読み込み:文章内容を解析して問題化

  • YouTube動画リンクの活用:AIが動画の内容と文脈を読み取り、適切なタイミングで挿入する問題を自動生成

  • フラッシュカード作成:学習用カードの自動生成

これにより、教員が一から問題を作成する負担を大きく軽減することが可能となります。

4つの主要機能

多岐にわたる機能のうち、セッションでは特に以下の4点をご紹介しました。

1. リアルタイム授業での活用

作成したインタラクティブな問題を、授業中にその場で活用することができます。生徒とコミュニケーションを取りながら問題を解かせる形式となっており、教員が1問ずつ進行する「教師主導モード」と、生徒が各自のペースで進める「生徒主導モード」の2つが基本モードとして用意されています。

2. 自習課題としての配信

作成した問題は、生徒への自習用課題としても配信可能です。複数のモードが用意されており、目的に応じた運用ができます。

3. 合理的配慮のための個別設定機能

Waygroundの特徴的な機能のひとつが、生徒ごとの個別設定です。

  • 文字サイズの変更
  • 選択肢の数の調整
  • 制限時間の延長
  • 問題文の読み上げ
  • 翻訳辞書機能(日本語を母語としない生徒への対応)

事前に生徒ごとに設定しておくことで、その生徒がWayground上で問題を解く際には常に設定内容が反映されます。翻訳辞書機能では主要な言語に対応しており、日本語で出題された問題を、生徒自身の母語で確認しながら回答することが可能です。


4. 学習結果のリアルタイム蓄積と可視化

生徒の解答内容は即時に蓄積され、クラス全体の傾向を一覧で把握することができます。「どの分野が弱いか」を教員がすぐに認識できる設計となっています。

このほか、マルチデバイス対応、Google ClassroomやMicrosoft Teamsとの連携機能も備えており、既存のクラス情報を数クリックでインポートすることが可能です。




米国および世界での導入実績

Waygroundは米国発のサービスであり、公式情報として以下の実績をご紹介しました。

  • 米国の90%以上の学校で導入

     

  • 200万人以上の教員が利用

     

  • 世界150以上の国・地域、1億人以上の利用者

     

  • 毎日500万件以上のクイズが実施

     

  • 教員の作問時間を週平均3.5時間短縮

    アジアでは台湾でも普及が進んでいます。日本の教育現場でも同様の効率化効果が期待されます。

会場参加者によるデモ体験

QRコードで参加体験

セッション後半では、会場参加者が実際にWaygroundの問題を体験する時間が設けられました。題材は小学5年生の百分率に関する5問構成の小テストで、参加者はQRコードから即座に参加できる形式です。ユーザー登録やメールアドレスの入力は不要で、匿名で参加できる手軽さも特徴です。

今回は「生徒主導モード(クラシックモード)」で実施され、参加者が各自のペースで問題を解く形となりました。

ーー永井: テスト開始前には、不正防止機能やゲーミフィケーション機能など、目的に応じた設定を教員側で選択できるようになっています。

デモ中は、正答者がグリーンで表示され、クラス全体の正答率がリアルタイムで更新される様子が確認できました。参加者からは満点回答者も現れ、その場で盛り上がりが生まれる仕様となっていることが実感できました。

デモの最終結果として、参加者10名、5問中の正答率66%、完了率80%といった数値がその場で集計・表示されました。


【教師画面】QRコードを表示

【教師画面】ログインした生徒のアバターが表示される

【生徒画面】実際のデモで使用した「小学5年生の百分率」の問題

【教師画面】リアルタイムで生徒の回答状況や正答率を把握可能

結果分析とフォローアップ機能

Waygroundは、解答後の結果分析機能も充実しています。

  • 参加者別の正答率一覧
  • 問題ごとの誤答傾向(誰がどこで間違えたか)
  • 生徒個別の学習状況の詳細
  • 不正防止機能によるタブ切り替え等の記録(試験用途向け)

さらに、Google Classroomと連携している環境では、誤答が多かった生徒に対して、その場で復習課題を宿題として配信することも可能です。「気になる生徒を発見し、即座にフォローする」という一連の流れがプラットフォーム内で完結する設計となっています。

終わりに

Waygroundは、AIによる作問支援、生徒ごとの合理的配慮設定、リアルタイムの結果可視化、そして既存LMSとの連携という複数の要素を統合した学習プラットフォームです。教員の作問業務を効率化するだけでなく、多様な学習者への配慮や、学習データに基づく個別最適な指導の実現を支える基盤となる可能性があります。

日本国内での本格的な展開はこれからの段階ですが、米国をはじめとした世界各国での豊富な導入実績と、教員の業務負担軽減という明確な効果を踏まえると、今後の教育現場での活用が期待されます。

登壇者からは、詳細については別途展示ブースでも案内している旨の案内があり、より具体的な機能や導入方法について関心のある教育関係者に向けた情報提供が行われていました。

■ WayGroundについて

  • サービス名:WayGround(ウェイグラウンド)
  • 旧称:Quizizz(クイジズ)
  • 提供元:Quizizz Inc.(本社:米国)
  • 日本正規代理店:株式会社インフォザイン
  • 対象:幼稚園〜大学(K-12・高等教育)
  • 公式サイト:https://wayground.com/?lng=ja

■ 株式会社インフォザインについて

インフォザイン株式会社は、国際標準に準拠した教育テクノロジーの普及を通じて、日本の教育DXを推進しています。オープンバッジ(Open Badge Factory)・CBT(TAO)・AI学習支援(WayGround)の3領域を一体的に提供し、「学ぶ・測る・認める」の教育サイクルを支えるEdTechカンパニーです。

  • 会社名:株式会社インフォザイン
  • 所在地:〒110-0008 東京都台東区池之端1丁目2-18 NDK池之端ビル4F
  • 代表者:村田 進
  • 設立:2001年2月21日
  • URL:https://www.infosign.co.jp/
  • 事業内容:教育テクノロジーサービスの開発・提供・普及支援