オープンバッジとは
オープンバッジは、世界的な技術標準化団体の「1EdTech™ コンソーシアム」で策定されたオープンバッジに準拠し発行されるデジタル証明・認証です。
世界では、すでに多くのオープンバッジが発行され、資格のほかに免許証や卒業証明書など用途はさまざまに広がっています。
日本でも、企業内の研修や資格試験、大学の授業や生涯学習などで、オープンバッジが広く活用されつつあります。
オープンバッジファクトリーは、デジタル証明としての国際的な技術標準であるオープンバッジ 2.0規格に準拠した「オープンバッジ」の作成・発行・管理を行うプラットフォームです。
資格試験の合格証から、講座の修了証、イベント参加証、スキル証明や、ゲーム感覚の楽しいバッジ集めまで、学校はもちろん、NGOや企業内での人材育成など、子どもから学生・社会人まで、さまざまな用途に対応します。
従来の学習履歴の証明は、学習管理システムなどで進捗を確認するか、紙の修了証が主流でしたが、オープンバッジにより、偽造や詐称ができない信頼性の高いデジタル証明書の発行が可能となりました。
発行者にとっては、面倒な手続きなしでスピーディに証明を発行できると共に、学習者にとっては資格や講座ごとに異なるバッジを集める楽しみが生まれ、修了率向上やモチベーションの向上も期待できます。
公的な資格を保持していること、組織独自の認定試験に合格したことのデジタルで認証〈合格証明書〉
オンライン講座などを受講したことの証明、学習やスキルアップのモチベーションを向上〈学習履歴の可視化〉
イベントやセミナー、ボランティア活動などに参加したことを証明、参加へのモチベーションを向上〈参加証〉
資格よりもより細かな粒度で能力、知識、スキル、コンピテンシーを見える化し、人材管理やリスキリング支援〈スキルの可視化〉
詳しくはお問い合わせください。
導入組織数
学校などの教育機関、eラーニングやDX人材育成を行う企業・NGO(非政府組織)などでオープンバッジ発行。
導入国数
2012年よりフィンランドを拠点に、フランス、カナダ、英国、日本などでオープンバッジ事業を展開。
今まで紙で発行していた合格証をデジタルに移行することにより、負担と費用を抑え、露出が増え、資格の認知度が期待できます。
オンライン学習の教材や講座での学習の進捗や修了をバッジで可視化することにより、修了率の向上や、さらなる学習意欲を引き出すことが期待できます。
人的組織経営に取り組む企業、リスキリングでDX人材育成に取り組む組織にとって、スキルや学びを個人のものから組織で共有、「見える化」につながります。
数理データサイエンスの領域を中心に拡がる、マイクロクレデンシャルという学びの仕組みにデジタルバッジが学びの証として用いられています。
さまざまなバッジ発行ツールが存在しますが、その中でもオープンバッジファクトリーが持つ特徴的な機能を3つご紹介します。
教育機関や企業がデジタルバッジを効率的に管理し、さまざまなプラットフォームやシステムに容易に統合できるよう支援する強力なツールです。
オープンバッジファクトリーが持つバッジの申請機能(アプリケーションフォーム)とは、バッジに紐づいた、カスタマイズ可能な申請用のフォームを設定し、運用するツールです。 バッジの申請者はバッジを獲得するためにフォームを入力し、必要な情報やエビデンスを提出します。提出されたバッジの申請は、通常はバッジを発行する組織によって審査(レビュー)されますが、外部の審査担当者(レビュアー)に審査を依頼することも可能です。
バッジの申請機能は、ユーザーがこれまで培ってきたスキルや実績をまとめ「申請する」というプロセスを通じて、バッジを取得しようとするユーザーのモチベーションを高めます。
このバッジの申請機能により、バッジをただ受け取るだけの受動的なユーザーを、意欲的にバッジの獲得を目指す能動的なユーザーに変化させ、発行されたバッジを積極的に活用してもらうための動機づけにもなり、バッジが実際に活用される確率を高める効果が期待できます。
オープンバッジファクトリーのユーザー組織間で、バッジやバッジの申請機能を互いに提携し、共有したり、互いのバッジを承認(推薦・エンドースメント)し合うことができます。
バッジ共有機能によって、各組織がパートナーによって作成されたバッジから利益を得たり、互いのバッジを承認し合うことで、各組織のコミュニティを活性化し、発行者、保有者、そしてコミュニティ全体にとってのバッジの価値が高まります。
オープンバッジファクトリーのプロプランではAPIやLTI連携、プラグイン(Moodle)を介して、さまざまな学習システムとの連携が可能となり、相互運用性を実現します。
オープンバッジを取り入れることは、e-ラーニングサービスやLMSメーカーが目指す教育とICTの統合において、教育プラットフォームの価値を飛躍的に向上させるチャンスをもたらします。
バッジの作成から管理、さらには他のプラットフォームへの配布までをスムーズに一括で行えるようになります。
他のプラットフォームと統合する方法には、REST APIを使用して独自のプラグインを開発する、既存のプラグイン(Moodle)を利用する、またはプラットフォームがLTI(Learning Tools Interoperability)に対応している場合はLTIを使用する、の3つがあります。
教育分野やHR分野のプラットフォームにて、利用者に標準に準拠したオープンバッジの発行する機能を追加できます。
LTI対応のLMSとオープンバッジファクトリーのアカウントとの間でリンクが提供されます。一般的なLTI統合を使用すると、プラットフォーム上でバッジを発行したり、保留中のバッジ申請にアクセスしたりできます。Canvas LMS、Blackboard、Brightspaceなどで高度なLTI統合を利用できます。
Moodle用のプラグインを開発、保守、サポートしています。
ユーザーに受信可能なメールアドレスさえあれば、今すぐにでもバッジの発行を開始できます。パスワードのような請求コードによるバッジの発行も可能ですので、お手軽にバッジの発行を始められます。
API、プラグイン、およびLTIを介して他のプラットフォームと連携したバッジ発行も可能です。バッジは一元管理されるため、学習管理システムや人材管理システムなどが変更されても、整合性が保たれます。
プレミアムなら15,000個、プロなら50,000個のバッジが年間で発行可能です。足りない場合は追加購入も可能です。60日間の無料トライアルと、小規模なご利用にはベーシックプランのご用意もあります。まずはお試しください。
プレミアムおよびプロレベルで発行されるバッジは、サービスへの登録時にその組織が本物であるかどうかを確認しているため、バッジは信用できるものとして扱われます。これにより、バッジに信頼性があり、その内容が正確であることが保証されます。(ブロックチェーンによる検証機能を用いた発行オプションもあります)
バッジがどのように発行され、受け取られ、共有され、ターゲットグループによってどのようにランク付けされたかについての詳細なレポートを生成することができます。これにより、バッジの効果を測定し、改善点を特定するための貴重なデータを提供します。
オープンバッジファクトリーは、組織が戦略的にバッジを発行・運用するために必要な様々なツールを提供します。しかし、その機能はそれだけにとどまりません。ユニークでパワフルなコラボレーション機能により、バッジの発行者同士のネットワークを形成し、大規模なバッジエコシステムの構築を支援します。
オープンバッジは、世界的な技術標準化団体の「1EdTech™ コンソーシアム」で策定されたオープンバッジに準拠し発行されるデジタル証明・認証です。
世界では、すでに多くのオープンバッジが発行され、資格のほかに免許証や卒業証明書など用途はさまざまに広がっています。
日本でも、企業内の研修や資格試験、大学の授業や生涯学習などで、オープンバッジが広く活用されつつあります。
60日間の無料トライアルと、小規模なご利用にはベーシックプランのご用意もあります。
まずはお試しください。
利用目的に合わせてプランをお選びいただけます!
学校などの教育機関、企業、団体などに。
日本語でのサポート付きですので、安心してお使いいただけます。
組織ネットワーク、大規模な学校、商業研究組織などに。
高度な機能が揃った最上位サービスレベルです。
担当者より折り返しご連絡いたします。ぜひお気軽にお問い合わせください。
オープンバッジファクトリーの姉妹サービスであるオープンバッジパスポートは無料で使いやすいデジタルバッジウォレットサービスです。
オープンバッジを安全に受け取って保管し、好きな人と好きな場所で共有できます。
アカウントを作成したらすぐにオープンバッジを獲得し始めましょう! オープンバッジパスポートのギャラリーでは、世界中から申請できるバッジを見つけることができます。新しい可能性を発見し、オープンバッジの旅に向けてさまざまな道を切り開いてください!
オープンバッジパスポートは1EdTechによって認定されており、Open Badges 2.0 に準拠しています。
オープンバッジパスポートでは、世界中から申請可能なバッジを見つけることができます。あなたの新しい可能性を発見し、オープンバッジの旅を続け、さまざまな道を切り開きましょう。
オープンバッジファクトリーとオープンバッジパスポートは、世界的な技術標準化団体の1EdTech Consortiumで策定された、Open Badges v2.0規格に準拠しています。
オープンバッジファクトリーとオープンバッジパスポートはEUにホストされており、GDPR(欧州一般データ保護規則)に準拠しています。これにより、ユーザーのプライバシー・個人情報は適切に守られます。
いいえ、オープンバッジファクトリーはクラウドベースのサービスであるため、インストールは必要ありません。
必要なのは、インターネット接続とHTML5テクノロジーをサポートする Webブラウザーだけです。
オープンバッジファクトリーはスマートフォンからPCまで、幅広い環境でご利用いただけます。
オープンバッジファクトリーへの1年間のアクセスを許可するライセンスです。
はい、プロプランを 60 日間無料で試すことができます。
トライアルは無料です。サインアップしても支払いは発生しません。トライアル期間が終了すると、お好みのプランでサブスクリプションを継続することができます。
もちろん、ここでサブスクリプションを終了することもできますし、機能を制限して(フリープラン)無料でオープンバッジファクトリーを使い続けることもできます。
トライアル期間が終了すると、アカウントは自動的にフリープランに切り替わり、制限付きとはなりますが、オープンバッジファクトリー を無料で使用できます。アカウントを削除したい場合は、当社( obf@infosign.co.jp)までご連絡ください。
obf@infosign.co.jpまでご連絡ください。
無料トライアルをお使い頂く場合は以下の流れでご契約いただけます。
まず、オープンバッジファクトリーでアカウントを作成します。
アカウント作成後ログインし、無料トライアルを有効化できます。
サービスを契約したい場合は、トライアル期間終了後に行うこともできます (期間の終了が近づくとメールが届きます)、またトライアル終了を待たずにすぐに契約することもできます。トライアル期間が終了する前にサービスを注文した場合、トライアル期間の残りの期間がサブスクリプションに追加されます。たとえば、30 日間の無料トライアルが残った状態でサービスを注文した場合、12 か月 + 30 (無料) 日間の年間ライセンスを取得できます。
いいえ、サブスクリプションは自動的には更新されません。サブスクリプションが終了する前にメールによる通知が届きます。
オープンバッジファクトリーを引き続き利用される場合は、サブスクリプションを更新する必要があります。
トライアル期間が終了すると、サブスクリプションは自動的にフリープランに切り替わります。フリープランで作成できるバッジの最大数は 2 つです。
(ここでの「バッジの最大数」とはバッジの発行数ではなく、バッジの種類です)
3 つ以上のバッジを作成した場合は、どれを保持するかを選択できます。選択しない場合、システムは 2 つの最新のバッジを保持します。
トライアル期間後にサブスクリプションを契約した場合、プレミアムまたはプロプランのサブスクリプションを選択すると、すべてのバッジはオープンバッジファクトリーに残ります。 ベーシックプランのサブスクリプションを選択した場合、バッジは10個まで保持されます。
ベーシックプランで作成できるバッジの最大数は 10 個です。
(ここでの「バッジの最大数」とはバッジの発行数ではなく、バッジの種類です)
プレミアムプランで 10 個を超えるバッジを作成した場合は、ベーシックプランに切り替えてもそのうちの 10 個のバッジは保持したままプランの意向が可能です。
どのバッジを保持するかは選択できます。選択しない場合、システムは最新の 10 個のバッジを保持します。もちろん、必要に応じてバッジを削除することもできます。
サブスクリプションが終了しても、発行されたバッジを受信者は引き続き利用できます。
追加のバッジが必要な場合は、obf@infosign.co.jpまでご連絡ください。ヒアリングの上、お見積りいたします。
プロプランにブロックチェーンオプションを追加して契約すると、Ethereumパブリックブロックチェーン検証機能をが追加されます。
マークルツリーのチェックサムを使用して、画像バッジとPDFバッジの両方でブロックチェーン検証を使うことができます。
ブロックチェーンを導入すると、バッジ発行者やプラットフォーム運用業者による変更をチェックできますが、バッジ受領者による改ざんは、ブロックチェーンを導入しなくてもある程度ウォレットやヴァリデータでチェックが可能です。
現在バージョン3.0への対応については検討中で、具体的なスケジュールは決まっていません。
資料の内容
プラン別機能比較表