---
title: オープンバッジで学びの履歴を可視化する｜JAET2026全国大会ワークショップ「セルフィーバッジをつくろう」レポート
description: 2026年10月31日、JAET全国大会（高知工科大学）で開催されたオープンバッジのワークショップをレポート。小学校・地域の発行事例、バッジ受領、生成AIで自分の学びをバッジにする「セルフィーバッジ」作成体験をレポートします。
---

[ブログ｜インフォザイン](https://www.infosign.co.jp/blog)

# [オープンバッジで学びの履歴を可視化する｜JAET2026全国大会ワークショップ「セルフィーバッジをつくろう」レポート](https://www.infosign.co.jp/blog/jaet2026-workshop-report)

 作成者: [INFOSIGN](https://www.infosign.co.jp/blog/author/infosignマーケティンググループ)｜2026/11/02 11:53:34

**この記事のポイント**

- 2026年10月31日、第52回全日本教育工学研究協議会全国大会（JAET、高知工科大学）で、株式会社インフォザインが協賛するオープンバッジのワークショップが開催されました。
- オープンバッジは、1EdTechが定める、学びや資格を証明するデジタルバッジの国際標準規格です。改ざんが困難で真正性を検証でき、学校・地域・資格など場所をまたいだ学びの履歴を、学習者自身がまとめて持ち運べます。
- 渋谷区立神南小学校では、子どもが自ら「3Dペン免許」を提案し、評価基準づくりから取り組んでいます。
- 宮城県気仙沼市では、中学校の探究学習と地域の学び（ボランティア、講座など）の両方にバッジを発行し、学校教育と社会教育をつないでいます。
- 参加者は生成AIを使い、自分の経験や目標を「セルフィーバッジ」にして、自分に発行する体験をしました。

2026年10月31日（土）、高知工科大学で開催された第52回全日本教育工学研究協議会全国大会（JAET）にて、ワークショップ「デジタルで学びの履歴を可視化する〜オープンバッジで学校・地域の学びをつなぐ試み」を実施しました。北海道から沖縄まで、全国の学校・教育委員会・企業から20名を超える方にご参加いただきました。

| 日時 | 2026年10月31日（土）10:00〜11:20 |
| --- | --- |
| 会場 | 高知工科大学 講義棟 K303 |
| 大会 | 第52回全日本教育工学研究協議会全国大会（JAET） |
| 登壇者 | 稲垣忠（東北学院大学）、荒木貴之（日本経済大学／社会構想大学院大学）、鍋谷正尉（渋谷区立神南小学校）、水野裕子（株式会社インフォザイン） |
| 協賛 | 株式会社インフォザイン |

## 目次

1. [ワークショップのねらい](https://www.infosign.co.jp/blog/jaet2026-workshop-report?hs_amp=true#aim)
2. [オープンバッジとは何か：荒木貴之先生](https://www.infosign.co.jp/blog/jaet2026-workshop-report?hs_amp=true#what-is-open-badge)
3. [子どもが「免許」を提案した：鍋谷正尉先生の実践報告](https://www.infosign.co.jp/blog/jaet2026-workshop-report?hs_amp=true#jinnan)
4. [ワーク1：オープンバッジを受け取ろう](https://www.infosign.co.jp/blog/jaet2026-workshop-report?hs_amp=true#work1)
5. [ワーク2：セルフィーバッジを発行しよう](https://www.infosign.co.jp/blog/jaet2026-workshop-report?hs_amp=true#work2)
6. [学校と地域の学びをつなぐ：稲垣忠先生のまとめ](https://www.infosign.co.jp/blog/jaet2026-workshop-report?hs_amp=true#kesennuma)
7. [セルフィーバッジの信頼性をどう高めるか](https://www.infosign.co.jp/blog/jaet2026-workshop-report?hs_amp=true#trust)
8. [よくある質問](https://www.infosign.co.jp/blog/jaet2026-workshop-report?hs_amp=true#faq)

## ワークショップのねらい

児童生徒は、学校の内外でさまざまな学びを経験しています。学習経験や達成したこと、取得した資格などを証明するデジタルバッジの国際標準規格「オープンバッジ」は、世界で3億個以上が発行され、国内でも大学、企業、資格、生涯学習の分野で広がりを見せています。

中央教育審議会の特別活動ワーキングでは、キャリア・パスポートの見直しが提言され、子どもが自分で学習履歴や必要な資料を管理できるようにしていく方向性が示されました。オープンバッジは、学校での多様な活動、地域社会での学習経験、取得資格などを学習者の側でまとめて扱える、生涯にわたる学びの履歴を記録するプラットフォームです。

今回のワークショップでは、次の3つを通して、デジタルによる学びの履歴の蓄積・可視化の可能性を体験していただきました。

1. 小中学校、地域社会におけるオープンバッジ発行の事例紹介
2. オープンバッジの取得体験
3. 生成AIを用いて自身の学習経験をバッジ化する「セルフィーバッジ」の作成体験

### **■ 戦略的イノベーション創造プログラム（SIP）の一環として**

本取り組みは、内閣府SIP第3期「[ポストコロナ時代の学び方・働き方を実現するプラットフォームの構築](https://www.jst.go.jp/sip/pos/)」における研究題目「生涯学び続ける社会における多指標・多観点・多視点による評価・認証システムの開発」（共同研究代表者：東北学院大学・稲垣忠）の一環として実施されています。

プロジェクト概要ページ：[https://eds.let.media.kyoto-u.ac.jp/sip3/project/inagaki/](https://eds.let.media.kyoto-u.ac.jp/sip3/project/inagaki/)  
稲垣研究室のWEBサイト：[https://www.ina-lab.net/](https://www.ina-lab.net/)

<https://www.ina-lab.net/special/numa-ob/>

 

## オープンバッジとは何か：荒木貴之先生

**オープンバッジとは、学習成果や資格を証明するデジタルバッジの国際標準規格です。**米国の標準化団体1EdTechが定めており、バッジ画像と、発行者・取得者・認定基準・エビデンスを記述したメタデータで構成されます。

最初に、日本経済大学／社会構想大学院大学の荒木貴之先生から、オープンバッジの基本と国内の研究動向をお話しいただきました。

### 画像＋メタデータの「検証できる証明」

オープンバッジは、画像データと、それを記述するメタデータの2つでできています。アメリカの業界団体1EdTechが定めた世界標準規格なので、世界に対して通用するんですね。

しかも改ざんが困難で、真正性を検証できる。大学や大学院だと、学生からエントリーの書類をもらって、それが本物かどうか確かめるのは大変な作業ですよね。そういうことが必要なくなります。さらに「エンドースメント」、裏書きという仕組みがあって、信頼されている方や、学校だったら校長先生にお願いして付け加えてもらうことができる。そうすると、その人の人となりがより伝わりやすくなるんじゃないか、と考えています。

1EdTechはCLR（Comprehensive Learner Record）という、学びの記録を統合する規格も定めています。これはキャリア・パスポートにつながるんじゃないかな、と思っています。

### 教師がまず「誇り」を可視化する

私がアドバイザーを務めているデジタル認証サービス機構（DCSP）では、教員免許、社会教育士、それから最近は教育マネジメントのオープンバッジを発行しています。全部合わせて、2年間でだいたい5,000個くらい発行してきました。

私も学校で管理職を経験しましたけれど、先生だけで100人、200人いる学校もあるわけです。中間面接や期末面接で、その先生が何を頑張ってきたのか、いま何をやっているのか、ちゃんと把握して面談するにはこういうシステムが必要なんじゃないか、と思ったんですね。官製研修だけじゃなくて、先生方の自発的な集まりの中でバッジが発行されるなら、ひょっとしたら研修よりも深い学び、広い学びをデジタルで表現できるんじゃないか。そんなふうに考えています。

### 国内の研究動向

オープンバッジについては研究もいろいろ進んでいて、ここで2つご紹介します。

ひとつは内田洋行教育総合研究所の堀越泉さんらの研究で、国内K-12の事例を「関与・参画型」「学習成果型」「能力認定型」に整理しています。導入の形としても、教育委員会さんのような自治体主導型、図書館で本を何冊借りたかといったバッジを出す学校主導型、そして稲垣先生が気仙沼で取り組まれている地域連携型が出てきています。

もうひとつは一般社団法人 デジタル認証サービス機構の堀田雅夫さんらの研究です。バッジの発行数が増えていくと、いわゆるコモディティ化、価値が下がってしまうんじゃないかという懸念があります。でも、その価値を誰が判定するのか。バッジ1個ではなく、バッジの総体がどんな価値を持つのかを、AIを使って5つの要素で可視化しようという取り組みが始まっています。私も稲垣先生もこの研究に関わっていますので、成果が出たらまたご報告したいと思います。

### 荒木先生のセルフィーバッジ：50年前の合唱の記憶

今日は登壇者にも「セルフィーバッジをつくる」という課題が出されまして、私は50年前の記憶をバッジにしてみました。

私は少年時代、福島県の郡山市で育ちました。郡山は合唱が盛んな街で、私も郡山少年少女合唱団に入っていたんです。その合唱団で、ウィーン少年合唱団をお招きして、ジョイントで歌ったことがある。これが本当に、僕にとって大事な記憶なんですね。残念ながら当時の写真は見つけられなかったので、ネット上にあった当時の様子を参考にしながらつくりました。

 

## 子どもが「免許」を提案した：鍋谷正尉先生の実践報告

**渋谷区立神南小学校では、教室のファブスペースで3Dペンを使う子どもたち自身が「3Dペン免許」を提案し、評価基準づくりから取り組んでいます。**続いて、同校の鍋谷正尉先生に実践をご報告いただきました。

### 鍋谷先生のセルフィーバッジ：デジファブの軌跡

荒木先生がウィーン少年合唱団と歌ったというのがどうも信じられなかったんですけど、このバッジを見ると、あ、本当だったんだなと思いながら見ています（笑）。

私はいまデジタルファブリケーションを中心に活動しているんですが、ここにあるのは2018年から今年にかけて、私が個人的にゲットしてきたデバイスの数々です。2018年に最初の3Dプリンターを買って、ここ2年くらいでやっとこれがお仕事になってきた。その軌跡を自分の記録として残しておきたいなと思って、このバッジをつくってみました。

私は現役の教員として、いちばん最初に教員免許のオープンバッジを付与していただいた者です。スライドのQRコードを読んでいただくと、外に向けてどんなデータまで公開しているかが見られます。どこまで公開するかは自分でコントロールできるんですよね。オープンバッジって、こんな形で相手に伝わるんだ、というのをぜひ体感していただければと思います。

### 教室の一角につくったファブスペース

うちの学校は校舎の建て替えで、この9月から仮校舎に移っています。名前が「青山キャンパス」で、5分くらい歩いたところに青山学院大学の青山キャンパスがあるので、めっちゃややこしいんですけど（笑）。中学校2校と小学校1校、3つの学校が1つの校舎に入っています。仮校舎には「未来創造空間」という教室があって、3Dプリンターやレーザーカッターがそろっています。

旧校舎の頃から、私の教室には3Dプリンター1台と工作の材料を置いて、子どもたちが休み時間に来て遊べるようにしていました。3Dペンは3Dプリンターのヘッドだけをペンにしたようなもので、デジタルファブリケーションの本当の入門編としてすごくいいんです。3年生がお絵描きみたいに遊んでいたり、4年生の女の子がCADでカメラを一から自分でつくったり。家に3Dプリンターを買ってしまった子もいて、親御さんが「何を買ったらいいですか」と聞きに来るような状態です。6年生が小さい子のお世話をしに来たりして、異学年が普通に交ざっている。そんなことを日々やっています。

### 「先生、3Dペンの免許ってどうですか？」

こういう場をやっていると、やっぱり学校ならではの課題が出てきます。シンプルに言えば取り合い、喧嘩ですよね。遊べればいいと思って来る子もいる。それは子どもとして自然なことだと思うんですが、それでは維持できない。

そんな中で、中心になって活動している6年生の女の子が、「先生、3Dペンについて、免許ってどうですか？」と言ってきたんです。私も考えてはいたんですけど、子どもが言ってくれたことに割と感動しまして、じゃあやってみようか、と始めたのがこのチェックリストです。

その子と一緒にいまつくっているんですが、まず「技術面」って言うんですよね、子どもが。使うためにどんなスキルがあったらいいかを挙げていて。で、技術面の次に何があると思いますか？これが教員もビビる「態度面」なんです（笑）。多分、先生たちがいつも言っていることを聞いているんでしょうね。こういうのがあった方がいいよね、先生、と子どもに言われて、さあどうだろうね、と言いながら検討しているのが今の段階です。

### 子どもが子どもにバッジを出す

これが整理できたら、子どもが子どもにバッジを発行する仕組みを実験してみようと思っています。ただ、オープンバッジはデータなので子どもには実感がない。なので缶バッジのようなリアルなバッジと結びつけて、どちらも出すつもりです。同じものだよ、と概念的なものと物を結びつけるのは、発達段階から考えて外せないと思っています。

子どもって、自分のことをアピールするとき、記憶と口で言うだけですよね。日頃の活動をいろんな形で証明できたら面白い。私たちの仕事目線で言えばキャリア・パスポートの話になりますが、子どもたちの自律的な活動を支援するための手立てのひとつかな、と思っています。

荒木先生からは「評価基準を子どもたち自身がつくることで、キャリアの学びが教育ではなく自分の学習になっている」とのコメントがありました。

 

## ワーク1：オープンバッジを受け取ろう

#### **オープンバッジは、申請・メールでの受領・ウォレットへの保存の3ステップ、約5分で受け取れます。**

ここからは参加者の皆さんに手を動かしていただきました。

まずは、今日のワークショップの参加証オープンバッジを受け取るところから始めます。手順は3ステップで、だいたい5分くらいです。

1. **申請する**：お手元の資料のQRコードを読んで、お名前とメールアドレスを入れてください
2. **メールで受領する**：届いたメールの青い「バッジを受領する」ボタンを押してください
3. **パスポートに保存する**：「オープンバッジパスポートに移動」から、ウォレットにバッジを保存します

実は先ほど確認したところ、すでに19人の方が申請を済ませてくださっていました。ありがとうございます。

ひとつ大事なのが、メールが届いただけでは受領にはならない、ということです。バッジは発行されるだけではなくて、受け取る人が自分の意思で「バッジを受領する」を押して、はじめて受領が完了します。また、学校やお仕事のメールアドレスだとメールがブロックされてしまうことがワークショップでは時々あるので、本日はGmailなど、ご自身がずっと使い続ける個人のメールアドレスがいちばんスムーズだと思います。

バッジの公開範囲もご自身で選べます。このワークショップの間だけでも公開にしてみてください。「受領者」のところを見ると、同じバッジを受け取った方が見えてきます。この人はどんな人かな、このバッジいいな、と見て回ったり、受領者同士だけに見えるコメントでつながったりもできます。

今日は皆さん大人なのでオープンバッジパスポートを使いますが、児童生徒や教職員向けに、もう少しクローズドな「エデュパスポート」というウォレットもご用意しています。実際に学校で使うときは、こちらの方がいい場合もあると思います。

 

## ワーク2：セルフィーバッジを発行しよう

#### **セルフィーバッジとは、自分の経験や学び、これからの目標を自分でバッジにし、自分自身（または仲間）に発行するオープンバッジです。**

続いては、このセルフィーバッジづくりに取り組みました。

### STEP① 何をバッジにするか

まず、いま学んでいること、頑張っていること、挑戦していること、楽しんでいることを思い浮かべてみてください。それをバッジにしたらどうなるかな、とイメージしながら考えてみましょう。

私の場合、最近ランニングを始めたので「ランニング始めました」バッジはどうかしら、と考えました。ランニングを始めたと言うと、「私も走ってます」「僕、マラソン大会出ます」と、会話につながるんですよね。

それから、セルフィーバッジは未来のこともバッジにできます。いわば目標バッジです。たとえば2026年のうちに達成したい目標をバッジにしておいて、達成したときに自分に発行する。子どもに置き換えると、「今年中に読書100冊」バッジをつくっておいて、達成したら自分に、お友達が100冊読んだよと言ったらお友達に発行する、ということもできるんです。

私は5月からランニングを始めて、7月から月100kmを超えるようになりました。10月も超えたので、11月と12月も月100km走れたら「毎月100km達成」のバッジを発行しようと思っています。タイムやマラソン大会にはそれほど興味はないけれど、コツコツ走ることが目標。自分だけの目標バッジがあると頑張れそうだな、と思っています。

ほかにも、こんなバッジをつくってみました。

- **島暮らし6年間**：離島に6年住んでいたんですが、本当に学びが多くて、私の人生を変えた生活だと思っています
- **PTA活動**：PTA活動ってなかなか認められないし、外にアピールするものでもないので、自分で頑張ったぞというご褒美として
- **中学1年生の絵**：全国の水道週間のコンクールで特選を取った記憶はあるんですが、賞状もないし、新聞の記事も手元にない。その時オープンバッジがあったら、今でもちゃんと見られる状態なのに、と思う作品です。唯一残っているこの画像をエビデンスとして載せれば、自分のセルフィーバッジになるかなと思います。

### STEP② AIで画像とテキストをつくる

バッジの画像とテキストは、稲垣先生が今日のためにものすごく短期間でつくってくださった「セルフィーバッジクリエイター」で作ります。スマホなど小さい端末でも、お手元で画像を作ってそのままアップロードできるように、とリクエストしてつくっていただいたものです。

「いつの経験ですか」「どこでの体験ですか」「何を学び、どう変わりましたか」「なぜバッジにしたいですか」に答えて、ちょっと嬉しくなるようなバッジの名前を付けてみてください。バッジの形は、星形だと画像の端が切れてしまうので、四角や丸など面積の大きめのものがおすすめです。

稲垣先生からは「何を作ろうか迷われると思うので、ぜひ近くの方と話しながらやっていただくのがいちばんいいと思います」とアドバイスがありました。

### STEP③ オープンバッジパスポートでセルフィーバッジを作る

画像ができたら、オープンバッジパスポートの「バッジ」メニューから「セルフィーバッジ」を開いて、画像とテキストを登録します。「バッジを発行」から「このバッジを自分に発行」にチェックして、「今すぐ発行」を押せば完了です。受領者を選べば、同じサークルや音楽仲間などに発行することもできるんですよ。

### 参加者のバッジ

テーブルごとに相談しながら作業が進み、稲垣先生がこっそり用意していた管理画面には、ユニークなバッジが次々と並びました。

- 初めてのスキー
- 初めてのパパ
- カメラ歴
- アマースト大学（留学）
- スノーボード
- エレクトーンのグレード

アクセスが集中して生成に時間がかかる場面もありましたが、待ち時間には近くの方と「こんなことを頑張った」と語り合う姿が見られました。

 

 

## 学校と地域の学びをつなぐ：稲垣忠先生のまとめ

#### **宮城県気仙沼市では、中学校の探究学習と、地域のボランティアや講座の両方にオープンバッジを発行し、学校教育と社会教育の学びをつないでいます。**

最後に東北学院大学の稲垣忠先生から、この取り組みとその意味についてお話しいただきました。

### 宣言としてのセルフィーバッジ

私もバッジを作ってみました。何にしようか色々迷ったんですけれど、最近noteで「ポストAGIの教育を考える」という連載を始めたので、それをバッジにしました。これって、バッジを作ることで、やらざるを得なくなるというか、連載を続ける意思を高めるためにやってみた、という感じなんですね。水野さんのランニングの話もそうですよね。これまでの経歴を振り返ってバッジにするのも面白いし、これから頑張り続けようと思っていることの「宣言」として使うという方法もあるのかな、と思っています。

### 気仙沼市での実証

いま宮城県気仙沼市で実証をやっています。バッジの受け取り方を紹介するポータルサイトを作っていて、そこに「バッジカタログ」として、気仙沼市で発行しているいろんなバッジを紹介するページを作っています。

▼けせんぬま学びパスポート（気仙沼市内での学びをオープンバッジで可視化する取り組み）  
[https://www.ina-lab.net/special/numa-ob/](https://www.ina-lab.net/special/numa-ob/)

学校では、総合的な学習の時間の個人探究に対してバッジを出しています。ただ、何でもかんでも出せばいいという話ではなくて、基準をどうするかが大事です。そこでルーブリックを入れているんですが、たとえば同じ「情報収集」でも、文献をすごくたくさん調べている子と、フィールドワークをめちゃめちゃ頑張っている子では、頑張り方が違いますよね。その違いをバッジで残しておくと、この子はフィールドワークでガンガンやるタイプだよね、この子はじっくり文献を調べる子だよね、と見えてくる。全員が優秀賞バッジを集めたいという話じゃなくて、「あなたの強みはここですよ」を可視化する仕組みとして取り入れています。

地域でも、災害復興ボランティアのワークキャンプや、町内会長さんなど年配の方も参加される地域づくりの講座、誰でも先生になれる1日イベント「まち大学」の登壇者などにバッジを出しています。ワークキャンプって、何の認定書も出ないんですよね。そういう「消えちゃう学習履歴」を残していくための方法です。

人口減少社会で学校の数はどんどん減っていくし、社会教育もなかなか人が集まらない。それぞれの方向で頑張っていても仕方がないので、そこを橋渡しして、学びを可視化しようという取り組みです。不登校の子どもたちが図書館や博物館で学んでいる場合も、「この子はこのプログラムを修了したんだよね」と可視化していけることには、大きな価値があるんじゃないかと思っています。

### 消えない学習履歴として

キャリア・パスポートについては、文科省はもうフォーマットを示すのをやめます、というのが出ていますよね。一方で、デジタル学習基盤を生かして、記録の蓄積はクラウド上で児童生徒個人が行いながら、俯瞰的に振り返ることを基本とする、と言っています。これ、どうやってやるんでしょうね。Googleドライブにたまったファイルを見ても俯瞰できないですし、スプレッドシートに書きまくった振り返りを俯瞰するのもかなり大変です。しかも、卒業したら消えちゃいますよね。であれば、消えない形で生涯持ち運べる学習履歴として、オープンバッジの仕組みはすごく向いているんじゃないかな、と思っています。

オープンバッジには、大学の学位や資格、マイクロクレデンシャルのようにかっちりしたものから、今日作ったセルフィーバッジのような自分だけの経験まであります。じゃあ学位があるから偉いのか、それとも自分にとってはこの経験が大事なんだ、なのか。多分どっちもあると思うんです。それを一覧で見て、自分なりのアイデンティティを作っていく。それがこのバッジのいちばん面白いところなんじゃないかな、と思っています。

我々の成長って、いろんなところで経験したもののごちゃ混ぜでできているはずなんですね。そのごちゃ混ぜ感を可視化するのが、オープンバッジという仕組みだと思っています。うちの地域でも、うちの学校でもやってみようかな、と思った方がいらっしゃったら、ぜひ交流していただけるとありがたいです。

 

## セルフィーバッジの信頼性をどう高めるか

#### **セルフィーバッジは、他者からの推薦（エンドースメント）と証拠（エビデンス）を添えることで信頼性を高められます。**

締めくくりに、水野から補足しました。

真ん中のテーブルで、少し話題になったんですけれども、「セルフィーバッジって勝手に作れるから、嘘のものも作れちゃうよね」という疑問が出てくると思います。

オープンバッジには、そこに応える機能が2つあります。

- **エンドースメント**：自分の持っているバッジに、他者からの推薦をリクエストして書いてもらうことができます。
- **エビデンス**：証拠となるデータをつけておくことができます。たとえば私が100km達成バッジを自分に発行するときに、ランニングアプリでしっかり取っていた記録を付ける。何かに合格したときに、紙の通知や合格者番号を付ける。そういう形です。

自分ではない他者や、ほかの組織からの証拠や推薦を付けることで、バッジの価値が高まるかなと思います。

 

 

## よくある質問

### オープンバッジとは何ですか？

学習成果や資格、参加実績などを証明するデジタルバッジの国際標準規格です。米国の1EdTechが定めており、バッジ画像に、発行者・取得者・認定基準・エビデンスなどのメタデータが含まれています。改ざんができないため、第三者がその真正性を確認できます。

### セルフィーバッジとは何ですか？

自分の経験や学び、これからの目標を、自分でバッジにして自分自身に発行するオープンバッジです。過去の思い出、いま頑張っていること、達成したい目標などをバッジにできます。仲間に発行することもできます。

### オープンバッジはどうやって受け取るのですか？

発行者からのメールにある「バッジを受領する」をクリックし、無料のウォレット「オープンバッジパスポート」に保存します。今回のワークショップでは、約5分で受け取りまで完了しました。メールが届いただけでは受領にならず、受け取る本人が受領の操作をすることで完了します。

### 学校の児童生徒でも使えますか？

はい。宮城県気仙沼市の中学校などで、実践が始まっています。児童生徒や教職員向けには、よりクローズドな環境で使えるウォレット「エデュパスポート」も用意されています。

### キャリア・パスポートとはどう関係しますか？

中央教育審議会では、子ども自身がクラウド上で学習履歴を蓄積し、俯瞰的に振り返る方向性が示されています。オープンバッジは卒業後も消えずに持ち運べる学習履歴として、その仕組みに向いていると登壇者は指摘しています。

### 自分で作るバッジは信頼できるのですか？

他者からの推薦（エンドースメント）や、記録・合格通知などのエビデンスを添えることで、信頼性を高めることができます。

 

 

## おわりに

理論、実践、体験、そして地域連携へと話が広がり、オープンバッジが「学びの履歴をつなぐ道具」になり得ることを、参加者の皆さんと一緒に実感できたワークショップでした。終了後には、「自校で試してみたい」「メールアプリが使えない学校の運用でどう回すか」といった具体的なご相談も多くいただきました。

ご参加いただいた皆さま、登壇いただいた荒木先生、鍋谷先生、稲垣先生に心より感謝申し上げます。

当日の資料はこちらからご覧いただけます

荒木先生：[スライド資料（PDF）](https://na2.hubs.ly/H08LqNC0)  
鍋谷先生：[スライド資料（PDF）](https://na2.hubs.ly/H08LtBH0)  
水野：[ワークショップ資料（Canva）](https://canva.link/h32d8692hgwhew4)  
稲垣先生：[スライド資料（PDF）](https://na2.hubs.ly/H08Lvfs0)

2026年10月31日（日）高知工科大学キャンパスにて

 

## 株式会社インフォザインについて

インフォザインは2001年設立の、教育とITをつなぐ専門企業です。オープンバッジの発行・管理プラットフォーム「オープンバッジファクトリー」の日本における独占販売代理店として、大学・企業・NPO・検定団体など国内の幅広い組織への導入を支援しています。文部科学省・大学入試センター・国立教育政策研究所とも連携実績があります。

この記事をお読みいただいた方で、オープンバッジの導入にご興味をお持ちの方がいらっしゃいましたら、ぜひお問い合わせください。

お問い合わせ：obf@infosign.co.jp  
公式HP：[https://www.infosign.co.jp/](https://www.infosign.co.jp/)

[完全な記事を表示](https://www.infosign.co.jp/blog/jaet2026-workshop-report)

```json
{
  "@context" : "http://schema.org",
  "@type" : "BlogPosting",
  "author" : {
    "@type" : "Person",
    "name" : "INFOSIGN"
  },
  "dateModified" : "2026-11-02T11:57:03.689Z",
  "datePublished" : "2026-11-02T11:53:34Z",
  "headline" : "オープンバッジで学びの履歴を可視化する｜JAET2026全国大会ワークショップ「セルフィーバッジをつくろう」レポート",
  "image" : {
    "@type" : "ImageObject",
    "height" : 2250,
    "url" : "https://20452020.fs1.hubspotusercontent-na2.net/hubfs/20452020/jaet_ws_01.jpg",
    "width" : 3000
  },
  "mainEntityOfPage" : "https://www.infosign.co.jp/blog/jaet2026-workshop-report",
  "publisher" : {
    "@type" : "Organization",
    "logo" : {
      "@type" : "ImageObject",
      "height" : 60,
      "url" : "/hs/hsstatic/content_shared_assets/static-1.4092/img/default-amp-logo.png",
      "width" : 60
    },
    "name" : "ブログ"
  }
}
```